学芸大学・目黒区から通う子どもの造形教室|アクセスと教室の様子

目黒区で子ども向けのアート教室をさがすと、選択肢がそれほど多くないことに気づきます。ピアノやバレエ、学習塾、英会話は、駅ごとにいくつも見つかる。けれど、絵の具や粘土でのびのびとつくる「造形」の教室は、区内では数が限られています。あっても定員がすぐ埋まる、開講が平日の夕方だけ、ということも少なくありません。
少し範囲を広げてみると、学芸大学駅から三軒茶屋の造形クラブに通う、という選択肢が見えてきます。この記事では、学芸大学・目黒区方面からのアクセスと、目黒区のアート教室事情に触れたうえで、後半では実際の教室の様子——ギャラリーという場所、日曜10時の始まり方、90分の中身、講師のこと——を、少し詳しめにご紹介します。通う前にいちばん知りたいのは、たぶん「その場所がどんな空気か」だと思います。
学芸大学駅・目黒区方面からのアクセス
学芸大学駅は、東急東横線の駅です(参考:東急電鉄)。三軒茶屋は田園都市線なので、電車で行く場合は渋谷で乗り換えるのが、いちばん分かりやすい経路です。東横線で渋谷まで出て(数駅)、田園都市線に乗り換えると、三軒茶屋は渋谷から1駅。乗り換えの歩きを含めても、そう時間はかかりません。
このほか、目黒区内から三軒茶屋・世田谷方面へ向かうバス路線もあります(参考:東急バス)。中目黒や祐天寺のあたりからは、バスや自転車という手も現実的です。所要時間や最適な経路は、お住まいの場所によってかなり変わります。確実なところは、お問い合わせいただくのが安心です。乗換案内アプリで「学芸大学駅から三軒茶屋駅」と入れると、その日その時間の最短経路が出ます。
| 出発 | 行き方の一例 | 備考 |
|---|---|---|
| 学芸大学駅 | 東横線で渋谷、田園都市線に乗り換えて三軒茶屋(渋谷から1駅) | 渋谷での乗り換えあり。歩く距離は駅の案内表示に従う |
| 中目黒・祐天寺方面 | 三軒茶屋・世田谷方面へのバス、または自転車 | 経路により所要時間は変わります |
| 目黒区内その他 | 乗換案内で最短経路を確認してから出発 | 詳しくは教室にお問い合わせください |
通いはじめの時期は、当日の朝に経路を確認してから、少し早めに出発するのがおすすめです。乗り換えの駅で迷っても慌てないよう、二十分ほど余裕をみておくと、お子さんも保護者も落ち着いて向かえます。何度か通えば、体がルートを覚えます。
目黒区の、アート教室事情
目黒区は、落ち着いた住宅街が多く、教育に関心の高いご家庭も多いエリアです。音楽や学習系の習い事は充実している一方で、子どもが時間をかけて絵や立体をつくれる「造形」の教室は、区内では数が限られています。区の施設や児童館でのワークショップはありますが、単発のものが中心で、「毎週続けて通える場所」は見つけにくい、という声も聞きます。
「区内で見つからないなら、隣の世田谷区まで」と少し視野を広げると、日曜の午前という通いやすい枠が見つかります。三軒茶屋は、目黒区の北部・西部からのアクセスもそれほど悪くありません。ここから先は、その三軒茶屋の教室が、実際にどんな場所で、90分をどう過ごすのかを、順を追ってお伝えします。
教室は、ギャラリーです
造形クラブの教室は、三軒茶屋にあるギャラリーそのものです。学校の図工室でも、多目的室でも、貸し会議室でもありません。白い壁に、現役の作家の作品がいつもかかっていて、子どもたちはその真横に机を並べて、絵を描いたり、粘土や工作で立体をつくったりします。
本物の作品にかこまれて制作すると、子どもは自然と「これは作品なんだ」という気持ちで自分の手元を見るようになります。誰かに言われなくても、姿勢が変わる。自分の描いたものも、この壁にかかっていておかしくない——そう感じられること自体が、静かに背中を押します。場所が持っている空気は、言葉よりも先に、子どもの姿勢を変えます。
それに、来るたびに壁の作品が目に入るので、「見る」ことも自然と身につきます。「この絵、前より好きになった」「これ、どうやって描いてるんだろう」。つくることと見ることを行き来しながら、90分を過ごします。
日曜10時、どんなふうに始まるか
毎週日曜の10:00。子どもたちが集まってきて、まず輪になって座ります。いきなり画材は配りません。最初の30分は「対話」の時間です。この30分があることが、造形クラブのいちばんの特徴かもしれません。
「今日はどんな気分?」「最近、きれいだな・不思議だなと思ったものは?」「今日は何をつくってみたい?」。講師が一人ずつに問いかけ、子どもが自分の言葉で答えます。ここで話したことが、その日つくるものの種になります。何をつくるかを大人が先に決めてしまわないので、子どもは「自分で決めた」という実感を持って、制作に入っていけます。うまく言葉が出ない子には、講師が一緒に探します。急かしません。
制作の60分、講師は何をしているか
対話のあと、60分の制作に入ります。このあいだ、講師はずっと机のあいだを歩いています。前に立って全体に指示を出すのではなく、一人ずつのそばに行って、しゃがんで、同じ目線で手元を見ます。6名だからこそ、全員のところに何度も行けます。
- 手が止まっている子には、「さっき話してた◯◯、どんな色だったっけ?」と、対話で出た言葉を思い出させる。
- どんどん進んでいる子には、口を出しすぎず、時々「これ、うしろから見るとどうなってるの?」と視点をひとつ足す。
- 「失敗した」と言う子には、その部分を一緒にじっと眺めて、「これはこれで、ちょっと面白いかも」と別の見方を渡す。
- 何をどう進めたいか自分で分かっている子には、必要な道具だけそっと出して、あとは任せる。
講師は、「上手だね」とはあまり言いません。かわりに、「どうしてこの色にしたの?」「ここ、どうやったの?」「次はどうしたい?」と聞きます。評価の言葉よりも、興味の言葉のほうが、子どもは次の一歩を踏み出しやすいからです。ほめられるために描くのではなく、自分がつくりたいから描く。その順番を大事にしています。
最後の振り返りと、6名という人数
残りの時間は、振り返りです。その日つくった作品を、全員で床や机に並べます。そして一人ずつ、「どこが気に入っているか」「どこがむずかしかったか」を話します。ほかの子は、それを最後まで聞きます。上手い順に並べたり、講師が順位をつけたりは、しません。
これがていねいに成り立つのは、各回6名という少人数だからです。7人、8人になると、全員がしっかり話して、全員の話を聞いて、という時間が90分に収まらなくなります。6名は、講師が一人残らず「なぜそうしたのか」に返事ができて、子ども同士も互いの話を聞ける、ぎりぎりの人数として決めています。
講師について
講師は、武蔵野美術大学 油絵学科を卒業した、現役の油絵作家です。今も自分で描き、展示をしている人が教えています。だからこそ、「上手に描かせる」ことよりも、「その人が何を表したいのか」を引き出すことに関心が向きます。子どもの絵を前にしても、技術を採点するのではなく、一人の作り手として向き合います。うまくいかない時間の過ごし方も、自分の経験として知っています。
数か月で、子どもはどう変わるか
数回でめきめき絵がうまくなる、ということはありません。でも数か月通うと、多くの子に共通する変化が見られます。「何を描けばいい?」と大人に聞かなくなる。失敗しても最初から全部やり直さず、そこから工夫してみるようになる。ほかの子の作品を見て、けなさずに「そういうのもいいね」と言えるようになる。絵の技術より先に、つくることへの向き合い方が変わっていきます。その変化は、絵以外の場面にも、少しずつにじんでいきます。
よくある質問
はじめての場所や人が苦手な子でも大丈夫?——大丈夫です。最初は見学だけ、次は途中まで、と段階を踏めます。対話の輪に入れない日は、少し離れて見ているだけでもかまいません。慣れるスピードは子どもによって違うので、それに合わせます。
本人が「絵は苦手」と言っている——それでも問題ありません。造形クラブは上手さで評価しない場所です。粘土や工作から入る子も多く、「描く」以外の入り口がいくつもあります。苦手意識は、たいてい「うまく描かなきゃ」という思い込みから来ているので、そこをほどくところから始めます。
見学だけでも、大丈夫です
「いきなり制作に参加するのはハードルが高い」というお子さんもいます。その場合は、まず保護者と一緒に、教室のうしろから見学するところから始められます。次の回は対話の輪にだけ入ってみる、その次に短い制作をしてみる——というふうに、段階を踏めます。慣れるスピードは本当に子どもによってちがうので、そこは急かしません。
目黒区からの、その他のよくある質問
送り迎えは必要ですか?——低学年のうちは、送り迎えをおすすめしています。学芸大学からだと乗り換えが一度あるので、慣れるまでは保護者が付き添うご家庭が多いです。高学年になると、一人で通えるようになる子もいます。
何年生まで通えますか?——対象は年長〜小学生です。小学校卒業まで続けるお子さんもいますし、途中で別の関心に移っていくお子さんもいます。どちらも自然なことだと考えています。
絵の道具はそろえる必要がありますか?——いいえ。水彩、パステル、粘土、工作の材料まで、教室にあるものを使います。ご家庭で用意していただくのは、汚れてもよい服だけです。
体験レッスン・基本情報 ☺️
まずは体験レッスン(3,000円・画材費込み)で、教室の空気とお子さんの相性を確かめてください。通常と同じ90分の流れを体験できます。持ち物は不要、汚れてもよい服だけご用意ください。poppy questの造形クラブは、東京・三軒茶屋のギャラリーが教室。毎週日曜10:00〜11:30、対象は年長〜小学生、各回6名。講師は武蔵野美術大学 油絵学科卒の現役油絵作家です。
90分が終わったあと
迎えに来た保護者に、子どもはたいてい、その日つくった作品を見せたがります。そのとき「上手だね」ではなく、「これ、どうやってつくったの?」「いちばん気に入ってるのはどこ?」と聞いてみてください。教室で講師がしているのと同じ問いかけです。家でもその問いが続くと、子どもは「見てもらえる」という安心を持ち帰れます。
作品は毎回持ち帰れます。少しずつたまっていくので、家のどこか一か所に飾る場所を決めておくと、数か月で本人の変化が見えてきて面白いです。全部は取っておけないので、季節ごとに本人と一緒に「これは残す」を選ぶのもよい時間になります。
一年を通して、どんなことをするか
季節ごとに、扱う素材や題材は変わります。春は外の光や新芽、夏は水や氷を使った実験のような制作、秋は落ち葉や木の実、冬は室内でじっくり立体。水彩、パステル、粘土、コラージュ、木や紙の工作——「これしかやらない」という縛りはありません。
毎回ちがう素材にさわるので、「自分はこの手ざわりが好き」「これは苦手」という記憶が、少しずつたまっていきます。その積み重ねが、その子の表現の芯になっていきます。ある素材で「はまる」瞬間に出会えるかどうかは、いろいろ試してみないと分かりません。
三軒茶屋で過ごす、日曜の午前
教室が終わるのは11:30です。三軒茶屋には子ども連れで入れる飲食店が多いので、そのままお昼を食べて帰る、というご家庭もあります。目黒区から少し足をのばした先で、家族の日曜の習慣が一つ増える。通うことが「移動」だけで終わらないのは、街に少し滞在するからかもしれません。
学芸大学の駅前も、飲食店や本屋がそろっています。帰ってきてから、その日の作品の話をしながらお茶をする、というのもいい時間の使い方です。作品について話す相手がいることは、子どもにとって、つくること自体の楽しさを支えます。
保護者からよくいただく声
「うちの子は集中力がないと思っていたけれど、好きなことだと90分ずっと座っていられると知って驚いた」。「家では『できない』『分からない』が口ぐせだったのに、教室では自分で決めて、どんどん進めていた」。場所や関わり方が変わると、見えてくる姿も変わります。
いっぽうで、「毎週は正直しんどい」「日曜の朝がつらい日もある」という声もいただきます。無理のないペースは家庭ごとに違うので、通い方は相談しながら決めていきます。続けることが目的ではなく、その子にとって良い時間であることが目的です。
どの声にも共通しているのは、「家とは違う顔を見た」という驚きです。それは、場所と、関わる大人と、周りにいる子どもが変わったからこそ見えた姿です。習い事を一つ増やすことは、その子の「まだ見ていない面」に出会う機会でもあります。
まとめ ✨️
学芸大学・目黒区からは、渋谷での乗り換え、またはバスで三軒茶屋に通えます。目黒区内で「毎週続けて通える造形の教室」が見つかりにくいときの、ひとつの選択肢です。教室はギャラリーで、90分は対話から始まり、制作をはさんで、振り返りで終わります。各回6名、講師は現役の油絵作家。上手い下手ではなく、「自分の答え」をさがす時間です。
poppy questでは、はじめての場所が不安なお子さんにも、まずは見学や体験から、その子のペースで慣れていってもらえます。アクセスのこと、教室でのようす、絵が苦手というお子さんのこと——どんな小さなことでもかまいませんので、お気軽にご相談ください。詳しくは造形クラブのページをご覧ください。
poppy quest(ぽぴくえ)造形クラブ
学校でも、おうちでもない。
三軒茶屋のギャラリーにある、ひみつきち。
子どもの「これが好き」が見つかる、もっと絵が好きになる場所です。
毎週日曜、上手さだけでは評価しません。
誰かの正解より、自分の答えを探す旅へ。
武蔵野美術大学 油絵学科卒の現役作家が、
6名までの小さな輪のとなりで、一緒に手を動かし伴走します。
- 毎週日曜 10:00〜11:30
- 年長〜小学生
- 各回6名の少人数制
つくる、つながる、わたしらしくいきる。
poppy quest

心・人・空間を彩る。
正解のない時代に、わたしなりの答えを。
「こうでなきゃいけない」世界、もう知っている毎日に、
ちょっと風穴あけてみませんか☺️
予定不調和や予想外だって大歓迎。
あなたの中の好奇心や輝きを、そっと呼び起こします。
― poppy quest にできること ―
🎨 オフィスアート(空間にアートを。オーダーメイドも)
🖌 造形クラブ(こどもの今と未来を彩る造形教室)
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